読書初心者は読みたい本が無い

雑談

本を読まなくてはならない。
そう自分を言い聞かせて、早1年程度。ここ最近は漫画すら読まなくなってきた。

この広い世界。僕と同じような方も中には居るのではないだろうか。居るに違いない。
さあ、探そうじゃないか。自堕落でも読める本を!

本探しの旅へ

よし早速本屋に…そんな時代はとうの昔。
まずは ”読書 初心者” と検索をかける。いざインターネットという名の密林へ。

小説デビューがしたいわけではないし、もう大学生という年でもない…
さすがに探し方が雑過ぎるので、まずはジャンルからオススメを調べていこう。

“読書 初心者 ジャンル”と検索…
パッとトップに出てきた記事を見てみたが、目次だけでも十分な情報が得られた。

あけぼの|文芸Webマガジン 読書初心者におすすめのジャンルは? おすすめジャンルのおすすめ本4選も紹介

やはり小説はランクインしている。続いてエッセイ、ビジネス書。
具体的にオススメとして挙げられているタイトルもある。
…聞いたことはあるが、イマイチ惹かれない。

先の3ジャンルで唯一読んだことがないエッセイは気になる。少しだけ。

エッセイを探す

ジャンルが決まれば後はとりあえず読む本を見繕うとするか。
こんな時はKindleの出番。

いくら自分のためと言えど、嫌いなことの為にお金を使うの躊躇する。
心理的ハードルを低くするためにも、無料で本は調達しよう。

とりあえず適当にダウンロード…!と読んでみたら漫画。
どれもこれも、辺り一面漫画ばかりではないか。まともにエッセイがない…。

そこでふと “短編小説” というワードが目に入る。
いい…これでいい!もう短ければ何でも良い! 何なら短ければ短い程良い!!!

目的そっちのけではあるが、早速短編小説で検索。
すると、そこで懐かしい作者名と再会した。

運命の再開

自分が中学生の頃、読んだ数冊のうちの1冊。「カラフル」の作者、 森 絵都 さんだ。

この本は面白かった。今でもあらすじと結末を覚えている位には。
アニメ映画化もされていて、それも見たほどに。

僕の中学校には “朝読書” なるシステムがあり、強制的に15分程読書させられていた。
当時、親が図書館から借りてきた本を言われるがまま持っていき、読んでいた。

僕はこのような時、運命を強く感じてしまう。
神が読めと言っている 「最後は臼が笑う」 を。

そうして結局、短編小説を手に取ることにしたわけだが
思いの外ビビッとくる本に出会えて良かった。

感想はまた後日。

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