就活の季節なので、ゲーム会社の選び方について。
以前の記事で一般的な会社について書いたため、今回はゲーム会社に特化した記事。
前回同様、3点に絞って説明していく。
▼以前の記事はこちら▼
要確認な項目3点
自分に合ったゲーム会社を選ぶ上で見るべきポイントは以下の3点だ。
- パブリッシャー・デベロッパー
- 作っているゲーム
- 会社の規模
それぞれ細かく見ていこう。
パブリッシャー・デベロッパー
言葉自体はあまり聞き慣れないかもしれない。が、ハッキリ言ってこれが3つの中で最も重要だ。
ゲーム会社は大きく分けてこの2つ、パブリッシャーとデベロッパーに分類される。
ざっくりとだが、それぞれ以下のような説明で3割は理解して貰えるはずだ。
パブリッシャー | ゲームの販売(宣伝)に関する業務が中心となる。 そのため、聞き馴染みのある社名が並ぶ。 |
デベロッパー | ゲームの開発に関する業務が中心となる。 名前は知らないが、ロゴは見覚えがある!のような会社が多い印象。 |
とはいえ、分かりにくいと思うのでそれぞれ例となる会社を挙げる。
パブリッシャー
- 任天堂
- スクウェア・エニックス
- カプコン
デベロッパー
- インテリジェントシステムズ
- アクワイア
- ケーツー
有名な会社だから、名前を聞いたことがあるから、という理由だけで
ゲーム会社を選んでしまうと、パブリッシャーばかりなるだろう。
販売をやりたいのであれば問題無いが
ゲーム開発に携わりたいのであれば、デベロッパーへ応募するべきなので要注意だ。
デベロッパーの性質上、知られる機会が少ないため
知名度が低いから会社として優れていないのでは?という考えは少し違うため捨てた方が良い。
※僕のブログの中で触れたことが無いトピックだったので、また今度詳細な記事を書こうと思う
作っているゲーム
作っているゲームも必見と言える。というかこれは気になるだろうゲーマーなら。
何故見るべきか?というと、その会社の特色、強みが分かるからだ。
2Dアクションゲームを良く作っているなら、それに特化したノウハウを多く持っているだろう。
スマホタイトルが多いのであれば、マネタイズについての知見を得られるかもしれない。
逆を言うと、バラけているということであれば
色々なジャンル・プラットフォームに挑戦・経験が可能ということだ。
ジャンルやプラットフォームだけでなく、デザイン・世界観なども見ておくと良いかもしれない。
会社の規模
会社の規模が大きければ、やはり大規模のプロジェクトに携わることができる可能性が上がる。
つまり、有名タイトルのスタッフロールに名を刻むチャンスもある、ということだ。
とはいえ大人数であれば、かなり分業されているため
ほんの一部分だけしか担当させて貰えない…というケース少なくないだろう。
ココは全部俺が作った!と胸を張って言えるような仕事を任せて貰いたい人などは
ミニマムなプロジェクトが多い、小規模な会社の方が向いているかもしれない。
終わりに
今回紹介した3点は、自分のやりたいことに繋がるか?という判断基準になるものだ。
ゲーム会社に入ってやりたいこと。成し遂げたい野望。
未だフワっとしているかもしれないが、ぜひ1度考えてみると良いだろう。
各々にマッチするゲーム会社に出会えることを祈っている。