今日は4月1日。
僕が社会人になって丸2年が経過し、いよいよゲームプランナー3年目になった。
今年は新卒でプランナーの入社があったため、直属の後輩もできたことになる。
さて今回は、社会人になったばかりの方に伝えたい
個人的に大切だと思う「主体性」というテーマについて話していく。
主体性とは
主体性とはまず何か。
主体的な人というのがどんな人かを例に出すと分かりやすい。
- 自分で考えて行動・提案できる
- 仕事に対して受け身ではない
- 積極的に仕事に取り組む姿勢を持っている
分かりやすい言葉に置き換えるなら、やる気だと僕は考えている。
何故必要か
上司の判断を仰ぐ場面を想像して欲しい。
「AとBどちらの案にするか」を決めてもらうようなケース。
仕事をしていれば数多く遭遇するだろう。
いくつか例文を用意したので、それらを見ていこう。何故必要なのかが自然と分かるはずだ。
(例1)
AとBどちらが良いでしょうか?
これでは主体性がまるで無い。上司に丸投げである。
(例2)
Aは○○というメリットがあり、Bには△△というメリットがありますが、どちらが良いでしょうか?
メリットを提示した上で判断を仰いでいるため、上司としても判断しやすくなっている。
(例3)
私はAが良いと思いますが、AとBどちらが良いでしょうか?
決定権を持ってはいないものの、自分はどちらが良いか、を伝えている。
とはいえ肝心の理由が抜けているため、これはこれで困る。
これら3つの例だけでも、上司に判断を仰ぐ場合の理想的な回答は分かるだろう。
答えはこの中に無いのだ。
2と3を組み合わせた、理由と共に自分の意見を伝えた上で判断を仰ぐ。
これがベストアンサーだ。
いやいや当たり前でしょ。簡単じゃん!と思うかもしれないが
僕の2年間の社会人生活で見てきた3割ほどしかできていない。
これは意外と意識しないとできないことだ。かく言う僕もできていないことがある。
主体性が何故必要か?それは端的に困るからだ。
あなたはどう思いますか?理由はなんですか?
主体性が無い人とのコミュニケーションでは
常にこちらが質問を投げて、詳細を聞いていかないと物事が進まない。
そんなことでは困るのだ。
終わりに
主体性を持って仕事に取り組む。
新卒で入社してすぐにできることではない思うが、少しだけでも意識していただければ幸いだ。